西荻には他の駅では味わえない「おいしいもの」と、
隠れた名店があります。
先日、見つけた「茶室食房 いかり」も、なかなか他にはない
居心地の良いお店でした。
西荻駅から、伏見通りを吉祥寺方面に数分の路地を曲がった
住宅街の一軒屋が、「茶室食房 いかり」です。
一軒やといっても豪邸ですが、門をくぐると暖簾が見えてきます。
靴を脱いで玄関を上がると、個室もあると聞いて、せっかくなのでと
入ってビックリ、、、
これは、本物の茶室のようです。
外には、条件の揃った庭園があります。
ランチメニューは、懐石風のお弁当の他に定食が主なメニューです。
今日は、ロースかつ定食をお願いしました。
まずは、煮物とサラダ
サラダは程よくさっぱりしたドレッシングで仕上げてあり
煮物は薄味ながら良く出しの効いたおいしい煮物です。
薄めのロースですが、脂身とも肉の旨味があり
おいしくいただきました。
せっかくの茶室ですので、機会があれば、今度は懐石料理を
お願いしたいところです。
「茶室食房 いかり」は、吉祥寺で割烹料理店を営んでいたご夫婦が、
ご実家を改造して一昨年移転オープンしたのだそうです。
元々ご実家では、茶道の教室をされていたために複数の茶室があり
そのまま個室として開放されているとのことでした。
料理の質と本物の空間でくつろげる割には、
料金が安いと思いましたが、その理由を伺い納得しました。
茶室食房 いかり