2010年02月10日

ワールドオプチカルフェア〜メガネの展示会

今日は、国際展示場のビッグサイトで、業界の展示会がありました。
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お台場の東京ビッグサイト

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今年は、最終日11(木)に、一般のかたも入場できます。

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会場入り口です。

入場口には、草月会のみごとな「生け花」がありました。
「メガネと春」をテーマにしているそうです。

会場内は撮影禁止だったので、撮影しなかったのですが、会場の雰囲気だけでも、やっぱり撮っておけばよかったです。

それで、最後は会場のエントランスからお約束の観覧車を
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2009年12月14日

濃い色のサングラスは、眼に悪い?A

2009年7月30日のブログ記事
「濃い色のサングラスは、眼に悪い?」を読まれたかたから、先日、メールで質問がありました。
当該ブログをあらためて読み返してみると、根拠をあげずに詳しく書かなかったことが、かえってご心配をさせてしまったようでしたのでもう少し詳しく書いてみようと思いました。

この「色の濃いサングラスを掛けると、瞳孔が開くため、紫外線をよけいに多く取り込んでしまう。」という説についてですが、

この説の内容をもう少し詳しくいうと、概ね下記のようになります。

「UVカットをしていない色の濃いサングラスを掛けると、暗く感じるために瞳孔がよけいに開き、かえって紫外線をよけいに多く目に取り込んでしまい、水晶体や網膜に悪影響を及ぼす。だから、サングラスのカラー濃度はあまり濃くないほうが好ましい。」

これが、少々強調されて
「色の濃いサングラスは瞳孔がよけいに開き、紫外線をよけいに多く目に取り込むので目に悪影響を及ぼす。」
とか
「サングラスの色は薄い方が良い」
というように短絡的な話にもなっています。

まず、この説には、「UVカットをしていない色の濃いサングラス」という前提がありますが、
そもそもメガネやサングラスで使用されているレンズは、特にUVカットを謳っていないレンズでも紫外線をほぼ吸収してしまいます。

紫外線は、100nmから400nmあたりまでの電磁波をさしますが、
紫外線を波長で分類すると
UV-A ( 320〜400nm )
UV-B ( 280〜320nm )
UV-C ( 100〜280nm )のように3つに分類されています。
nm(ナノメーター)は、波長の単位で、10億分の1mという波動の長さを表しています。

ちなみに、眼に見える光を可視光線といい、その範囲はおおよそ 380nm〜780nm までをいい、この可視光線に含まれる波長が眩しさの原因になっています。
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(カラーコーディネーター検定試験テキストより)

UV-C は大気層で吸収されるため地上には届かないとされています。
UV−B も高山地に生活している人や、登山やスキー以外ではあまり関係ないとされていますし特にUVカットを謳っていないレンズでも、UV-B は透過されないことになっています。

そうすると現実的に私たちにかかわる問題となるのは、UV-A ということになりますが、
「UVカットを謳っていないレンズ」でも、350nm よりも短い波長の紫外線は吸収されます。
そして、350nmより長い波長になるほどレンズを透過するようになり、その紫外線の透過率は370nm 付近で約50%、390nm 付近では90%となっています。
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UVカットなしとUVカットレンズの分光透過率の比較(セイコー・レンズガイド)

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屈折率1.5がUVカットなしレンズです。(ニコン・レンズガイド)

そもそもここまでが紫外線で、ここからが可視光線とはっきり線引きできるものではなく、360nm あたりから可視光線といわれる説もありますので、370nm あたりの可視光線か紫外線がわからない波長を50%透過するからといってもいったいどれだけの害があるのでしょうか?

現在「UVカット」や「UV400」という表示がされて、400nm まで吸収しますと宣伝されますが、実際には、サングラスの色調によっても変化しますので、400nm から380nm の紫外線が透過しているものもあるようです。
それでも、とりたてて問題はありません。

この表示自体もあいまいで、20年くらい前までは、「UVカット」というと380nm が目安だったようです。

また、眩しさは可視光線に含まれる光によって感じるもので、紫外線とはあまり関係がないですから、眩しさはともかく、紫外線だけ避けたいのであれば、無色のレンズでもよいわけです。
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屈折率1.6 無色 UVカットレンズの分光透過曲線(ペンタックス・レンズガイド)

そして次に、どの程度瞳孔が開くのか?というのもまったくあいまいです。

レンズの色調によって透過する可視光線の波長はちがいますから同じ濃度のグレー系とブラウン系を比較しても、明暗の認識にはちがいがありますしサングラスを装用する条件によっても、明暗の認識は大きく違ってきますので瞳孔の開きぐあいにも違いがあると思われます。
また、当然ですが条件が同じでも人それぞれの感じ方にも違いがありますので、瞳孔の開きぐあいにも差がでてくることも考えられます。

このサングラスを使用する条件下での「瞳孔の開きぐあい」は、定量的に測ることは難しいので
例えば、以下のような条件で考えてみてはいかがでしょうか?
A 1.紫外線量が多く日差しの強い5月〜8月の晴天下で
  2.可視光線透過率15%前後の濃いサングラスで
  3.大きめのサイズで顔とは少し隙間のあるサングラス
B 1と2はAと同じで、大きめで顔とは隙間がないサングラス
C 1と2はAと同じで、小さめで顔と少し隙間があるサングラス
D 1.紫外線量が多い5月〜8月のうす曇り日に
  2.可視光線透過率15%前後の濃いサングラスで
  3.大きめのサイズで顔とは少し隙間のあるサングラス
E 1と2はDと同じで、大きめで顔とは隙間がないサングラス
F 1と2はDと同じで、小さめで顔と少し隙間があるサングラス

Aは、濃いサングラスであっても、日差しが強く明るいという条件と、顔との隙間から入る光で、あまり暗くは感じることはないのではないかと思います。
Bは、Aよりも暗く感じるでしょうか?
Cは、Aよりも隙間から光が入るので眩しいのでは?
AやC、Fは、暗く感じないと思えますし、かえって眩しいかもしれませんから瞳孔はあまり開かないように思います。
この中でEが一番暗く感じて、瞳孔が開きそうでが、紫外線はほぼレンズで吸収されるので、水晶体まで届く紫外線は微量ではないかと思われます。
この「明るく感じる感じない」というのは、確かに私の主観なのですが、そう思われるかたは実際に装用してみて、色調、濃度を選ばれれば良いことです。

それに、色覚や光感受性に問題のある人や、何らかの理由で室内でもサングラスが必要な人以外は、わざわざ暗いところで濃いサングラスを掛ける必要もないですし、サングラスの色調や濃度は、それぞれ使い分ければよいことですから、どのように考えても「色の濃いサングラスを掛けると、瞳孔が開くため、紫外線をよけいに多く取り込んでしまう。」との説はほとんど意味のないものですし、仮定に基づいた実験や治験もされていない単なる俗説といえます。

結論は、紫外線を避けたいなら色の濃度に関係なく、目の周りを覆い隙間の少ないメガネやサングラスがよく、眩しさを避け快適に使うのであれば、用途に応じて色調や濃度を使い分るということで良いのではないでしょうか。
posted by yasuhiro hara at 13:50| Comment(2) | TrackBack(0) | メガネ

2009年12月08日

ジョン・レノンの眼鏡

今日12月8日は、ジョン・レノンの命日で、FMでもジョン・レノンの特集をやっていました。
東京FMでは、ジョン・レノンのメガネについての話題が出ており
ジョン・レノン研究家(と言われていたような)のかたが、ジョン・レノンが凶弾に倒れたときに掛けていたメガネ「メイフェア」について詳しく話されていたようですが、ちょうど接客中だったため全部聴けなかったのが残念でした。
「メイフェア」は、7年前にジョン・レノン・ミュージアムに特別展示されたことがありました。
詳しくはこちらへ http://www.opt-rainbow.com/jl_megane.html

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当店のJレノンのポスター
遠くを見つめるジョンの横顔に「イマジン」の歌詞がいいですね。
(何を想像しているんだろう?)

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丸メガネ・コーナーに一人たたずむジョン

当店にもジョン・レノン・ブランドの丸メガネがありますが、ジョン・レノン本人とはあまり関係がないので複雑な気持ちです…。
雰囲気はありますので、その辺は割り切って…。

ちょっと前に、ジョン・レノン・ブランドから「Yestaday」と名付られたフレームが発売されましたが、あるかたに「イエスタデイはPマッカトニーだろう!」と突っ込みを入れられていました。

ジョン・レノンの眼鏡ということで、「メイフェア」のことを書こうと思いましたが、話しが脱線してしまいました。
posted by yasuhiro hara at 20:10| Comment(3) | TrackBack(0) | メガネ

2009年11月27日

日眼研秋期研究会

昨日は、私の所属している日本眼鏡技術研究会の秋期研究会が、北区の滝野川会館で行われました。

東京での研究会は、毎年11月に、大久保の眼鏡学校で行われますが、スケジュールの都合で、今年は上中里駅近くの滝野川会館で行われました。

プログラムは、
「光感受性障害-光に対する過敏性について-」
             筑波大学大学院准教授 熊谷恵子先生
「HOYAレチネックスと一般カラーレンズとの違い」
                       HOYA三井義秋氏
「顕微鏡観察による眼精疲労について」       岡本隆博氏
「視覚機能概論」         かわばた眼科 川端秀仁先生

という、どれも視覚機能に関連した充実した内容でした。
熊谷准教授の「光感受性障害」は、アーレン症候群という光の感じ方の障害で、視覚に重大な障害を与えるものでした。
posted by yasuhiro hara at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | メガネ

2009年10月27日

ZERO1 佐藤耕平選手

プロレスZERO1の佐藤耕平選手がご来店になりました。

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(遠慮して写真を撮らなかったのを後悔してます、宣伝用を拝借しました。)

佐藤選手は、その素質から若手のホープとして期待されており、
リング上のレスラーの顔とは違い、素顔は評判通りの好青年でした。
佐藤選手は、強い近視ですが、普段はコンタクトレンズでリングに上がっているそうです。リング上でのコンタクト装用は、それなりに苦労もあるそうで、今回は普段用のメガネを新調にご来店されました。

さすがに体格に恵まれたプロレスラーだけあって、
佐藤耕平選手のメガネも、堂々たる大きいメガネのCadessaに。
http://www.opt-rainbow.com/big_metal.html

今、見事にビルドアップされた佐藤選手ですが、そこには人にはわからない努力もあるようです。

ZERO1公式ホームページ
http://www.zero-one-max.com/
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2009年07月30日

濃い色のサングラスは、眼に悪い?

数年前から、「色の濃いサングラスは眼に悪い」との根拠のない俗説が言われています。

その俗説によると…
「色の濃いサングラスを掛けると、瞳孔が開くため、紫外線をよけいに多く取り込んでしまう。」

というものですが、確かに暗い場所で色の濃いサングラスをかけると暗く感じて瞳孔が開きますが、濃いサングラスは眩しさ避けのために、明るいところで使用するためのものですから、真夏の晴天に屋外で掛けたときに、いったいどのくらい暗く感じるのでしょうか?
濃度85%のサングラスを掛けても、まったく暗くは感じないですし、真夏の晴天の日であれば、物足りないとさえ感じます。
(曇りでも日差しの強い夏場は暗く感じないですよね。)
暗く感じないので瞳孔が開くとは考えにくいですね。

それよりも、眩しさを軽減させて快適になる方が良いですよね。

もうずいぶん前に、眼科の先生がこのことを言い出したようですが、数年前にテレビで取り上げられたことにより、また復活して日本中で広くいわれるようになりました。
でも、テレビの情報は影響力が大きいですね。

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ネオ「僕は暗い場所でも掛けてるけどね。」
posted by yasuhiro hara at 18:58| Comment(2) | TrackBack(0) | メガネ

2009年03月19日

ふちなしメガネ研究会

いよいよ、ふちなしメガネ研究会がスタートしました。
強度近視用メガネ研究会のウスカル会にはじまり、大きいメガネ研究会、丸メガネ研究会、パソコンメガネ研究会、子供メガネ研究会、跳ね上げメガネ研究会…etc、と各種メガネのネットチェーンが立ち上がっていますが、ふちなしメガネ研究会も、これまでの研究会同様、各店の技術を活かした、満足度の高いメガネを提供することができると思います。

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ふちなしメガネ研究会公式HP
http://www.gankyousi.net/futinasi/
posted by yasuhiro hara at 12:05| Comment(2) | TrackBack(0) | メガネ

2008年12月06日

極限のウスカル枠

強度近視用メガネ研究会のウスカル会より、極限のウスカル枠ともいうべき ThinMetry シンメトリー が発売されました。
なにが極限かというと、このシンメトリーのデザインは、レンズサイズを36ミリというサイズにしてあり、同じレンズシェイプでフレームPDを8種類用意してあるということです。
レンズのサイズ36ミリという極限まで横幅を小さくしましたが、それだけでは、まったくダメで、ユーザーのPD(瞳孔間距離)にいかに適合するかということがカギになってきます。
シンメトリーは、フレームPDを58〜72ミリの間で選べることにより、あらゆる人(90%以上)のPDに適合させることができるようになっています。
これにより、−15Dの度数でも、屈折率1.9のガラスレンズを使って3.6mmくらいの厚みに仕上げられます。
−10Dでは、屈折率1.8のガラスレンズでも3mmを下回りそうです。
それにしても同じフレームで鼻幅のサイズだけ違ったものが、8種類もあるフレームなんて、世界中探してもないですよね。
これまでは、4種類まででした(これすら凄いのに…)。

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極限のウスカル枠 ThinMetry

詳しくはこちらをどうぞ↓
http://www.opt-rainbow.com/
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2008年07月07日

丈夫な逆ナイロール

逆ナイロールは、テンプルが広がりやすて、私は嫌いなのですが
テンプルが広がりにくくて、壊れにくい構造の逆ナイロールがありました。
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逆ナイロールにかぎらず、ナイロールタイプでは
リムに智が直付けされているタイプが多く、その構造ではテンプルの広がりや曲りに弱いのですが、このフレームは、両智からブリッジにかけてワンピース構造になっているフロントパーツと、
レンズをホールドしているリムが分かれているため、広がりにも強く、そのため頭部をしっかりホールドしてくれます。
日本製チタン枠です。
http://www.opt-rainbow.com/pattipatti.html

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2008年05月14日

強度近視用ウスカルメガネ

強度の近視で悩んでいらっしゃるかたは、多いもので大抵はコンタクトレンズを使われています。しかし、コンタクトレンズを寝るまで着けるににも無理があり、メガネを併用されるかたがほとんどです。
そこで生じる悩みがメガネレンズが厚く、見るからに度数が強いメガネになってしまうことです。プラスチックレンズではかなり厚くなり、かといってガラスレンズにすると厚みは少し減りますが、相当に重くなっていまします。
-10Dを超える最強度の近視のかたにも、なるべくレンズを薄く軽くして、さらにウズも目立たなくするというのが、強度近視用のウスカルフレームです。
これまで強度近視用メガネフレームというと、サイズ的には普通のもので、リムを厚く横から見たときのレンズの厚みをかくしちゃえ!というものでしたが、ウスカル枠で作ると強度近視でも3oから4o程度の厚みに抑えられ、かつガラスレンズで作っても、20g前後の重さで仕上がります。
ウスカル枠でメガネをお作りすると、ほとんどのかたがその薄さと軽さに驚かれます。
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S-10.00D 1.9ガラスレンズ使用
強度近視用メガネのウスカル枠はこちらへ
http://www.opt-rainbow.com/uscal.html
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2008年04月22日

ぴったりサイズの丸メガネを手に入れるには

丸メガネは、レンズの玉型サイズが44ミリ、42ミリ、とレンズサイズが小さいので、オーバル型等の普通のデザインのメガネに比べて、横幅は狭めにできています。
そのため、お顔の大きさによっては、窮屈になることもありますし、フィッティングをしても今ひとつしっくり来ないものもあります。
また、装用されるかたの瞳孔間距離(PD)が広くなるとレンズ中心よりも眼の位置が外側にきてしまい、見た目が少し変になってしまいます。

丸メガネ研究会オリジナルフレーム、ThinKing、Pantheonは、そういった不具合を解消しPDが広めのかたや、お顔幅の広めのかたにもぴったりと、また、見た目にもしっくりくる丸メガネフレームです。
ThinKingは玉型サイズを39ミリに設定し、レンズ間を24、28、32ミリの3種類から選択することができ、Pantheonは玉型サイズを42で、レンズ間隔をThinKingと同じ長さで、同様に3種類から選ぶくとができ、丸メガネを求めてご来店されるかたに大変喜んでいただいております。
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丸メガネ研究会オリジナル”Pantheon24”
http://www.opt-rainbow.com/marumegane_pantheon.html
posted by yasuhiro hara at 23:27| Comment(3) | TrackBack(0) | メガネ