2017年05月30日

サングラス


年中で一番、紫外線が強いといわれるこの時期ですが、
ここのところ年々、太陽光が強くなってきているように感じます。

紫外線のケアも必要ですが、太陽光の強い光の
網膜への影響も心配されますので、
まぶしく感じない濃度のサングラスは
特に今の時期は必要ではないかと思います。

「濃度が濃いサングラスは瞳孔が開いて、紫外線を
多く目に取り込むので、薄い濃度のサングラスの方が
良い。」

との、俗説がテレビでも取り上げられますが、
あまり根拠のない俗説に惑わされずに
快適にサングラスを使いたいものです。

日本で流通しているサングラスの濃度では
一般的に85%が一番濃い濃度で作られることが多い
のですが、
この時期の晴天で、85%のサングラスを掛けて
外出しても、暗くは感じないと言われます。


h290530_1a.jpg
サングラス未装用

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ブラウン色の濃度85%をカメラレンズに装用して撮影

デジタルカメラをオート撮影で撮っていますので
色相・彩度・明度(色の三属性)は正確ではありませんが

実際にサングラスを装用すると、眼と脳は、ある程度の
色の三属性を補正して見ますので
このような感じで見ているように感じます。

実際に遠方まで良く見えることは、充分な縮瞳が
されている証拠ではないかと考えられます。


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サングラス未装用


h290530_2b.jpg
ブラウン色の濃度85%をカメラレンズに装用して撮影


サングラスの濃度は、使い分けて使用するのがよいですね。





posted by yasuhiro hara at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 視機能

2012年01月12日

錯視

モスバーガーで、ハンバーガーのトレーに敷いてあった、印刷物ですが

mos1.jpg
あれ?不思議な絵だなと思い、何か湖がたくさんあるように見えます。

地図なのはすぐわかったのですが、逆さまに見るとどこかの地図のようにも見えます。


mos2.jpg
陸地を立体的に表現した地図だったんですね。

立体的に描写した地図を逆さまに見ると、陸地が引っ込んで見えるということでした。

こういうのを錯視(さくし)といいますが、最近サッカーの中継でよく目にする、ゴール両側の立体広告は、この錯視を利用したものです。

錯視といえば、立命館大学の北岡明佳教授が有名ですが

rotsnake.gif
「蛇の回転」↑クリックすると、あら不思議、蛇がうねうね動いて見えます。

北岡明佳の錯視のページ

なぜこのように見えるかよくわからないのですが、眼の固視微動と周辺視、そして両眼視が関与しているようです。

posted by yasuhiro hara at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 視機能