2013年05月03日

虹色スペクトル

19rainbow1ex1.jpg

見事な虹色のスペクトルですが、これはレンズ周辺に発生したものです。

このレンズは、ブラウンのカラーコートを施した屈折率1.9のガラスレンズで、度数は−20Dあります。
これまでも−20D前後の度数はたまに受けるのですが、ブラウン50%の
カラーコートを注文したのは初めてでした。

19rainbow3ex.jpg
どの角度から見ても虹がでています。

屈折率が高い素材は、波長の違いによる色の分散が大きくなり色収差が
発生しやすくなるのですが、−20Dという強度であり、それに加えて
カラーコートを施していたことが、スペクトルを発生させる原因に
なっています。
(レンズ裏側から見るとこの虹は見えません。)
無色ではこのようなスペクトルの発生はありません。

19rainbow6ex.jpg
厚みは15mmもあるため、加工機のガラス用砥石からはみ出してしまいます。

19rainbow7ex.jpg
ウスカル枠の「シンメトリー」サイズ 36mmまで削りましたが、周辺部を斜めから見ると、虹はでたままです。

どこまで削ればスペクトルが発生しなくなるのかと思いましたが、この度数でのブラウン50%は無理があるようです。

posted by yasuhiro hara at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | メガネの加工
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