今日ご来店されたお客様のメガネには、プリズム矯正がしてありました。
具合が悪いうことで検眼させていただきましたが…??
まずは、ご持参のメガネを掛けてカバーテストをすると、大きく上下に眼が動くので、矯正不足かと思いましたが、裸眼でのマドックス検査やコの字テストでも、ご持参のメガネのプリズムとは逆の上斜位が検出されました。
これは、具合が悪くて当然だろうなぁと思い、伺うと、その後の対応はあまり良くなかったとのこと…。
両眼視検査には、力を入れている店で作られたとのことですから、単純なミスなのかもしれません。
…と、専門用語が多くてわかりにくいかもしれませんが、ちょっと気になったことが一つ。
そのお店は、両眼視検査に力を入れているということですが、1m位の距離で検査をする近接ボックス式での検眼ということでした。
最近は、ほとんどの眼鏡店で使われていますが、けっこう問題が出ることが多く、遠視の未矯正や近視の過矯正のメガネが多くみられる傾向にあるようです。(実際に他店購入のメガネによくみられます。)
もう一つは、正確な斜位量が測りにくいのではないかと思われます。
斜位は、眼のピント調節とも密接に関係していますから、不要な調節が介入してしまうと、斜位の量は変化しますし、不安定にもなります。
そういうこともあり、うちの店は広くないのですが、検査距離は5メートルで検眼しています。
両眼視検査については面白い話もありますので、また後日…。
2009年05月08日
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子供の遠視
Excerpt: 子供の遠視は、視力の成長が未発達というケースが多いようです。しかし、視力低下のまま改善されない場合もあるので、心配ですよね。
Weblog: 子供の遠視
Tracked: 2009-05-14 22:23
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初めてお店にうかがったときの感想です。
5mという必須条件を満たすためだったのですね!