2015年01月06日

乱視の未矯正

当店で屈折検査をする時に
お客様がご持参された眼鏡の度数を拝見するのですが

1.近視過矯正
2.遠視低矯正
3.乱視低矯正
4.乱視未矯正
5.斜位などの眼位に関係する問題

などがあることを感じます。

なかでも、乱視の低矯正や未矯正は、意図的になされたものが
多いように感じます。

お客様の中には乱視がなにか特別悪いもののように思っている
かたもいらっしゃるのですが、
ほとんどのかたに乱視は存在しますし、矯正が必要なら
乱視矯正をした方が、近視過矯正や遠視低矯正も防ぐ
こともできますし、よりシャープな見え方を得られます。

確かに、乱視を矯正することにより、見え方に違和感が
発生することもあり、意図的に低矯正や未矯正を
することもあるのですが、
乱視の強さと乱視軸(角度)と、球面度数の
兼ね合いを考えて度数を決定していくと
違和感が解消されることもあります。


最近の事例ですが
++++++++++++++++++++

事例@
前眼鏡
R=S-11.00
L=S-12.00

自覚的屈折検査による完全矯正値(両眼開放屈折検査)
RV=(1.2×S-10.00 C-1.00 AX10 )
LV=(1.2×S-11.50 C-0.50 AX180 )

前の眼鏡は強すぎる感じがしていたとのことですが
乱視を矯正することにより
過矯正を免れて遠見の視力も近方視も良好になりました。

乱視度数は弱い度数で、乱視軸が180°、10°ですので
違和感はないようです。
(実際には、ご使用されているコンタクトレンズとの兼ね合いから
もう少し球面度数を弱くして度数決定をしました。)


+++++++++++++++++

事例A
前眼鏡
R=S-4.50
L=S-4.25

自覚的屈折検査による完全矯正値(両眼開放屈折検査)
RV=(1.2×S-4.00 C-1.25 AX87 )
LV=(1.2×S-4.00 C-1.25 AX93 )

前眼鏡は手抜きなのか、このくらいの乱視を未矯正に
して、等価球面度数にして球面度数に上乗せしたのでは
ないかと思われる度数でした。

C-1.25 の度数なら矯正すれば、よりシャープな見え方に
なるのにもったいない処方です。

乱視矯正について、詳しくは下記のサイトをご覧ください。
http://www.ggm.jp/ransi/


posted by yasuhiro hara at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 検査VT
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