本日、「共謀罪」を含む、改正組織犯罪処罰法が
参院本会議を経て成立した。
平成26年12月施行の特定秘密保護法
28年3月施行の安全保障関連法
28年12月施行の改正通信傍受法
と同じように、多くの反対の声を無視して
現政権による数の力で強行採決で決められた。
最近、特に目にするようになった、黒塗りの文書に
象徴されるように、国民の批判をかわして
取り締まり、理想の国家を実現しようとするもの
のようです。
次は、憲法改正を行って「国防軍」が成立するかもしれません。
日本が戦争に行く決断を最低4人の閣僚で決めることができる
国家安全保障会議があり、
集団的自衛権を行使できる安保法を盾にして
戦争に向かうことを、共謀罪の行使により
もう誰も政権には反対できなくなる日が来そうです。
この「共謀罪」成立と時期を同じくして
最近、電車の中まで「防犯カメラ」という名の
「監視カメラ」が設置されるようになり
ましたが、日本中のいたるところで
監視されていてゾッとします。
「共謀罪」施行は7月11日とのこと。
戦争にも、原発にも、
それこそ「かけ」にも「もり」にも反対の声を上げられなく
なることが懸念されます。