2014年09月11日

バイフォーカル・レンズ

先日、久しぶりに二重焦点レンズを受注しました。
遠用度数のレンズに近見をするためのレンズを張り付けたレンズなの
ですが、近年は需要がめっきり少なくなりました。

b28_trv3_ex.jpg

これは私用の二重焦点レンズのメガネですが、
遠用部と近用部の鮮明さは累進レンズよりも鮮明に見ることができます。

度数は
R=S-1.75 C-1.00 Ax70 P0.5△B.I.N ADD1.50
L=S-2.00 C-1.00 Ax100 P0.5△B.I.N ADD1.50

いつも使用している遠近累進レンズと同じ度数で、プリズム量を少なく
しているため完全な比較ともいえないのですが、それでも明らかに
遠用部、近用部とも二重焦点の方が鮮明に見ることができます。

しかし、遠近累進レンズのように中間距離に焦点が合わせられない点と
近用度数の小玉と遠用度数の台玉の境目が邪魔に感じて
ストレスになり、累進レンズように視界にあまりボケを感じない
快適さが損なわれるために、しばらくは使用しておりませんでした。

今回、メガネ全体の位置を視線よりも数ミリさげて、なるべく境目が
邪魔に感じない位置まで下げて使用したところ、かなり使いやすくなり
しばらくメインで使ってみようかと思います。

近用部の像はプリズム作用により上に位置するため
境目部分では二重に見えますのでそれが不快に感じてしまいます。

見た目もデメリットでしょうね。


posted by yasuhiro hara at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | メガネ

2014年09月03日

近視の過矯正


8月中にご来店された50歳男性の例ですが

二種免許を取るために教習所へ入所する際に
深視力検査に合格が出来なかったとのことで
ご来店になりました。

それまでの眼鏡は2カ月ほど前に量販店で購入された
遠近両用累進レンズでした。

その眼鏡の度数は
R=S-8.25 C-0.25 Ax26 ADD2.00
L=S-9.25 C-0.75 Ax163 ADD2.00

両眼開放屈折検査による完全矯正値は
RV=(1.2X S-7.25 C-0.50 Ax80)
LV=(1.2X S-7.75 C-0.25 Ax115)

前眼鏡は、ずいぶんと強すぎる度数で
深視力の三桿もボケてハッキリしなかったと言われていましたが
当然だと思います。
新しいメガネは加入度数を1.5で近くも見えやすくなったようです。

その三日後にご来店された30代女性も
数か月前にジンズで購入された眼鏡で
その度数は
R=S-9.25 C-0.75 Ax71
L=S-8.00 C-1.25 Ax174

完全矯正値は
RV=(1.2X S-8.00 C-0.25 Ax60)
LV=(1.2X S-6.00 C-0.25 Ax160)

もうこうなると別人の眼鏡を間違って渡されたのでは
と疑いたくなるほどの差ですね。

ここまで、酷くなくても
機械に頼る検査が横行している為なのか
近視過矯正が多いと感じることが最近特に多いです。


posted by yasuhiro hara at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 検査VT